都営大江戸線の若松河田駅からすぐ近くに小笠原伯爵邸があります。以前からレストランとして使われていて、事前申し込みで月に一度くらい中を見学できました。
コロナウイルスが流行り出し見学は中止になりましたが、軽食やケーキセットを食べられるオガバルもあるので行ってみました。

外観
あと数年で築100年となるので、古さはありますがそれが気にならないくらい優美なお屋敷です。

エントランス

レストラン側

シガールーム上部分のタイル

その下の窓とタイル

スパニッシュ様式の美しい建物でシガールームのタイルのモチーフが可愛らしいです。
オガバル(OGA BAR)
カフェでケーキセットや軽食がいただけます。アフタヌーンティーもあるようです。

このお部屋に通されましたが、他の部屋でもお食事している方がいまっした。レストランとはまた別です。

マカロンとお土産としても売っているポルポロン、マルコナチョコレートなどのセットとコーヒーをいただきました。
お土産は他にリゾットなどもあります。
2階 屋上

庭

屋上からテラスを眺めます。


彫刻家の朝倉文夫に師事していた当時の当主である小笠原長幹氏の作と言われている。

修復の際に造られた可愛い鶏の焼き窯
設計
1927年に曾根中條建築事務所によりたてられました。曽禰 達蔵はジョサイア・コンドルが工部大学校の建築学教授として来日した時の第一期生。中條 精一郎は後輩。
見学
お食事をすると中は見学させていただけますが、レストラン営業などの時間帯によって外と2階屋上のみとなる場合もあります。今回は時間が遅かったので中は見学できずでした。
東京都新宿区河田町10-10
まとめ
レストランは1万円くらいですが、オガバルでしたら気軽に利用できるので近所の方もお茶しに来ているようでした。
レストランはドレスコードが必要かなとは思いますが、オガバルは気にしなくて良さそうです。
明治時代の残っている洋館はあちこちにありますが、ここは他とはまた違った雰囲気の洋館で、わざわざ足を運んでも見る価値は十分にあります。
飯田橋辺りからも散歩しながら頑張れば行けます。40分弱くらいは歩きますが。
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