ドイツ映画のソウルキッチンはキャストが個性的で味のある映画

料理系の映画は結構好きなので、題名を見てそれっぽいと見るのですが、この映画は一風変わった感じで笑える映画でした。料理がらみですが、いろんな要素のある映画です。とにかく登場人物が皆癖があって個性的、いいひと悪い人含め憎めないキャラ。味のある映画でした。


主人公のジノスアダム・ボウスドウコス)は、レストラン「ソウルキッチン」を経営しています。映画でレストランというとおしゃれなイメージを想像しますが、うらぶれた感ありの出だしです。ジノスが作る料理もそう来るか。。みたいな。そんなジノスにはお金持ちのお嬢様みたいなナディーンという恋人がいますが仕事で上海に行ってしまい、自分も上海に後から行くつもりでいました。ナディーンも彼が来るのを待っています。たまたま久しぶりに会った友達がレストランを譲ってほしいといいだしたり、仮出所してきた兄のイリアスモーリッツ・ブライブトロイ)にここで働いてることにしてくれと言われたり、腰痛になってしまったりといろいろ問題が発生します。上海に行こうと思うのですが、そんなこんなでなかなか行けず・・・恋人も・・・

新しく雇ったシェフのシェイン(ビロル・ユーネル)の料理が評判を呼び、店は大繁盛となりますが、ここでめでたしとはならず問題が起きます・・・


言い合いでまくしたてるシーンがあり、機関銃のようにしゃべると迫力のあるこの言葉は一体何語?このちょっとさびれた感じの場所はどこ?と思ってみていたら、ドイツの映画でした。舞台はハンブルク。

レストランは一体どうなってしまうのかちょっとヤキモキしましたが、後半は噴き出してしまう部分も多くかなり笑えました。

最初ジノスの作る料理はえっ!こういう系?て思うような料理でしたが、新しいシェフ登場でだんだんと包丁さばきも様になり、お皿の盛り付けもきれいになり、最後の食事場面とかちょっと幸せ気分を味わえます。


2009年製作 ドイツ・フランス・イタリア合作

監督 ファティ・アキン

主人公 ジノス(アダム・ボウスドウコス)は根がいい人で憎めないタイプ。腰痛がだんだん悪化していき歩く姿がなんとも言えない。元々自分の店なのに大金つぎ込んで取り返して素直に喜んでる姿が人が良すぎ~。アダムは実際にレストランも経営しているそうです。

シェフ シェイン(ビロル・ユーネル)は料理だけでなくナイフ投げが得意でサマになる。トルコ出身のなかなか個性的で存在感のある俳優さんでしたが、2020年9月にがんでなくなっています。

ジノスの兄 イリアス(モーリッツ・ブライブトロイ)は仮出所中で根はイイ人なんだろうけど意思が弱そう・・モーリッツは「黄金のアデーレ」「ゲーテの恋」にも出演。「ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない」でも銀行強盗犯という役柄。ここでも根はイイ人っぽく見える。見た目はわるだけど。

ウェートレス ルチア(アンナ・ベデルケ)は踊る姿がインパクト大。

友達 ノイマン(ボータン・ビルケ・メーリング)はショーもない友達でやな奴ですが最後には。。笑。最近では「タイムリミット 見知らぬ影」に出演。

投資家(ウド・キア) いるだけでインパクト大

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