いろいろなヘンデルのサラバンド

ドイツ

サラバンドは、17~18世紀にスペインからヨーロッパ各地の宮廷で流行した、3拍子による荘重な舞曲です。

ヘンデル(Händel, Georg Friedrich)が作曲したサラバンド(Sarabande)は正式名がハープシコード組曲第2番HWV437第4曲「サラバンド」二短調一度聴くと耳に残る美しいこの曲は、現代も色々な場面で使用されています。

映画

・「2001年宇宙の旅」で有名なスタンリーキューブリック監督の1975年公開の映画「バリーリンド(Barry Lyndon)」で使用されています。

・1984年宮崎駿監督の長編アニメーション「風の谷のナウシカ」で、「ナウシカ レクイエム」として使用されています

歌手

サラ・ブライトマンがカバーしていて、テレビ朝日の番組「ニュースステーション」のオープニング・テーマ曲として2002年~ 2003年まで使用されていました。勿論上手いです。

・1989年フランスの歌手ティエリー・ミュータン(Thierry Mutin )の歌で編曲した「スケッチ・オブ・ラヴ(Sketch of Love)」があります。ティエリー・ミュータンのソプラノはかなりインパクトがあり、裏声?もしかして地声?と思わせるほど。普通の声で歌っている映像がありましたので、それはそれでびっくりでした。この曲は三菱自動車の「ギャラン」CMので使われていました。

・フランスのテノール歌手アモリ・ヴァッシーリが、「スケッチ・オブ・ラヴ(Sketch of Love)」をカヴァーしています。これは、2018年発売「AMAURY」の2曲目に収録されています。外見とは真逆の力強い声で聴かせてくれます。同じ曲でも歌う人によって全く別物なので、聴き比べるとなかなか面白いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました