浅草とアラン・シャンフォーの「Secrets Glaces」

フランス

去年の9月頃に浅草に行った時はほとんど人もいなく、今まで見た景色とは全く違うような感じで新鮮な気持ちになりました。最近はそれなりに人も多くなったようですが。

浅草と言えば思い出しました!アラン・シャンフォー!!

アラン・シャンフォー(alain chamfort)の「Secrets Glaces」(1983年)というアルバムがあるのですが、これが東洋の雰囲気漂うアルバムで、ジャケットもアランとキモノを着た女性が映っています。中のレコードの入った袋には、浅草の雷門の大提灯の前で番傘をさしているアランの写真が!日本人の観光客?もさりげなく写っています。

このレコードを買ってこの写真を観た時のあの瞬間!当時ファンだったので日本に来ていた事実を知ってショックというかなんというか、私が見られないならいっその事来なくてよかったのにくらい思った・・(笑)

アルバムジャケットについてです。

写真:HUJII HIDEKIと書かれています。どうやら写真家の藤井秀樹さんの展示を見て感銘を受け日本に写真を撮りに来たようです。

マネキン:ABE RITYUKO。着物を着た女性は歌手の安倍理津子さんの事でしょう。写真は白塗りの芸者のメイクなので確実ではないですが、切れ長の目、鼻の感じを見る限り律子さん。一曲女性の日本語の語り部分があるので、それもきっと彼女。

化粧:KOBAYASHI TERUKO。アランのお顔に化粧を施している写真が載っています。メイクアップアーティストに小林照子さんにがいらっしゃいますから、その方でしょうか。最近のと小林照子さんの写真とこのアルバムの写真は別物のように見えますが、40年前の写真ですし。。

コスチューム:EGI&NICOLE-YAMAMOTO YOOGIとなっています。多分アルバムジャケットのシマシマシャツと黒いパンツのデザイン。アランの着物姿の写真もありますが、それはとてもお似合いです。

曲は東京音楽祭に出場した頃の爽やかさはなく、どこかどよ~んとするというか情緒的と言うか摩訶不思議な雰囲気。決してけなしているわけではありません。買った当時はハマってかなり聴きました。1曲目から独特な世界が広がります。You tubeで全曲聴けますし、アルバムジャケットも見られます。

コメント

  1. 詩延 より:

    Greeting from London,1年半遅れですが Secret glaces のタイトルを見て 他に話して通じる人もここロンドンにはいないので ちょっと書かせて くださいね。気を悪くしたらご免なさい。この中の bon baisers d’ici の MV に 白塗り振り袖姿で彼の恋人役で出たのですが(ここロンドンで)彼が 学生時代に大大好きだったあのアランシャンフォーとは思いもよらずにいて つい先日youtubeでこの動画をダウンロードできて(80’s French disco classic だそう)30何年ぶりに見てとても懐かしく色々あったので感傷に浸り 彼の他の曲も聞いてみようとググったらアランシャンフォー 青春のセレナーデとか初恋にボンジュールとか出てきて思考が思い切り止まり,大混乱してしまいました。エ?何かの間違い?エ?同一人物ってこと??エ?私 王子様とキスしてたんですか???(歌の英訳が good kisses from here) そんなバカな!似てない!とか思ったけれど私が会ったのは 30代前半に成長したアランでありMVをよくよく見ると面影ありました….それに気付くのに39年かかったなんてもう何て言う罰ゲーム?脱力感やら切ないやら情けないやらで感情がぐちゃぐちゃになったままです。初恋にボンジュールの動画を見た時には学生時代の気持ちが一瞬に甦り胸が苦しく泣きそうになりました。あの歌っている時 時々はにかんで下唇噛んだりぎゅっと唇結んだりするのがもう可愛すぎて大大好きだったんです。それからごちゃごちゃの気持ちを消化するために彼の曲youtubeの動画ダウンロードして毎日観賞しています。ここ2年程 Dimashばかり聞いてたのですがね、圧倒的歌唱力に惚れて。ロンドンへはアランのアイドル脱出した頃 rockにはまり来たままです。アランは私の最後の(2人しかいない)アイドルでした。74~86までのアランきいてますがexisterも好きでこれはとても切なくなります。それではまたブログ覗いてみますね。Take care ,
    Thank you.

    • mk より:

      コメントありがとうございます。ちょっとドキドキするくらいの驚きで、もちろん嬉しくてです。
      まさかアランシャンフォーのMVに出た方が私のブログに気づいていただけるなんて。
      あのアルバムに日本人が登場していた事は長年とても気になっていましたが、情報は全くと言ってよいほどありませんでした。
      当時の事がちょっと知れて、本当に感激です。
      私もアランを聞いて、その後ロックにはまりロンドンに行くのが夢でしたが、観光でちょっと行った程度で止まっています。
      Dimash。。聞いたことがあるようなと思ったら、ダニエルバラボワーヌのSOS d’un terrien en détresseを歌ってて、
      きれいな高音だなぁと見てたのを思い出しました。
      existerも、良い曲ですよね。
      もし差し支えなければ、またいろいろお話ししてくださいね。

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