天使の声のグレゴリー・ルマルシャル 

フランス

久しぶりにグレゴリー・ルマルシャル(Grégory Lemarchal)の歌声を聴いていたら、なんだかウルっとしてしまった。彼は2007年に23歳の若さで亡くなってしまった。。

グレゴリー・ルマルシャルを知ったのは、youtubeでダニエル・バラボワーヌを見ていた時。関連してバラボワーヌの歌を綺麗な高音で歌う若い男の子がでてきて、それがグレゴリー君だった。

なんて澄んで綺麗な声なんだろうと色々見ていたら、フランスのスターアカデミーで優勝してデビューしたことが分かった。スターアカデミーの合宿の様子は言葉が分からなくても、ちょっと感動的だった。

youtubeで色々見ている日々、彼の名前とお葬式の様子らしい映像が目に入り、亡くなったことを知った。彼の恋人らしい人や、ご両親の悲しみに暮れた表情。。。先天性の難病らしい事を知った。2004年にスターアカデミーで優勝したのだから歌手としての活動はわずか2,3年。。。あとから嚢胞性線維症だったことを知った。

物心ついた時から死と隣り合わせの生活をして、それでもリスクを背負いながら歌手になる夢を果たした。そんな彼の曲を聴くと何故か今の方がウルっとしてしまう。

デビューアルバムは2005年の「Je deviens moi」、翌年に「Olympia 06」と二枚のアルバムを発表して彼は天国へ旅立ち、その年「La voix d’un ange」が発売になりました。La voix d’un angeは訳すと天使の声、まさしく天使の声の持ち主。


 


2017年にグレゴリー・リマルシェのドキュメンタリーテレビ映画が制作されたようで、似た雰囲気の子が演じていた。ご両親もグレゴリールマーシャル協会を設立し病気に対する理解や資金調達の支援活動をしているようです。la Maison Grégory Lemarchalという嚢胞性線維症のケアか何かのハウスも建てられたようで、パトリック・フィオリやスターアカデミーの司会者?ニコス・アリアガスもスポンサーになっているみたいです。


 1983年5月13日ー 2007年4月30日

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