映画「最高の花婿」

フランスの映画「最高の花婿」(Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?)が好きすぎて、何度見た事でしょう。最近笑ってないなと思う時、思い出してこれを見ます。

ロワーヌ地方に住むいかにも裕福で信心深いカトリック教徒のヴェルヌイユ夫妻には4人の娘がいて、弁護士の長女イザベルはアラブ人ラシッド、歯科医の次女オディルはユダヤ人ダヴィド、画家の三女セゴレーヌは中国人のシャオと結婚。もちろん異教徒の男性たち。末娘ロールにはカトリック教徒と結婚して欲しいと願っていましたが。。。チーン

宗教、文化の違いで色々対立、父親のクロードは頑固だし口をついつい滑らしちゃったり、男性陣もブラックジョークで相手をけなしちゃった等々ありますが、そんな場面も見ていて笑い飛ばせるのは、マズいことを言っちゃった時に周りがダメよ的な顔色、反応を見せたり、奥様達がそれはダメよと子供に諭すみたいな場面がちゃんとある事なのかもしれない。

3人の結婚相手の男性たちも良くもめるのだけど、ぼろくそ言ったり子供の喧嘩みたいだったりですが、最終的にお互いの良い面は認め合う感じがして微笑ましく感じます。

父親のクロードもロールの結婚相手シャルルの父親アンドレとのやり取り、火花散らしていたのが釣りに行ったりで段々と仲良しになっていく過程が面白い。結婚式の事を決める時、シャルルの父が結婚式では必ずクーペ・デカレを踊ると言ってて、退役軍人のアンドレが踊るマネをするのがまた可笑しい。

母のマリーも内心ハラハラしながら寄り添って、末娘の結婚相手の母親とは意気投合していきます。ズンバを踊るシーンなんかは爆笑。

マリーが告解に行った教会の神父なんて最悪でやる気なし、笑い方が強烈なんだけど、行き過ぎて笑える。多分こんなのまさか現実にはいないと思うからか。

言いたいこと言って最後にはチャンチャン!現実にはない可能性大だけど、映画でスッキリ笑えてこの映画大好きです。

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