デヴィッド・ボウイ 最後の5年間と2002年のワールドツアー

BBC制作のドキュメンタリー「デヴィッド・ボウイ 最後の5年間」を見ていたら、2002年のワールドツアーの様子が出てきて興奮してしまいました。メンバーはこの時のボウイが一番楽しそうだったと言っており、実際映像のボウイも楽しんでるように見えました。

このワールドツアー「A REALITY TOUR」、日本では2004年3月8日に武道館で行われました。この頃はまだチケットも買いやすく、確かウド―音楽事務所主催だったと思うが、情報が出てすぐに申し込むと良い席は購入できました。この時はラッキーなことに8列目の95番、ほぼ真ん中あたりにチケットをとることができました。チケット代金は消費税込みで8000円と今では信じられなような価格です。

目の前に現れたボウイは、スターオーラ出まくり、スターってこの人のためにある言葉!手足が長く60歳間近とは思えないような若々しく美しい風貌、瞬きするのももったいないくらい釘付けでした。今まで見たライブとは比べ物にならない。誰とも比べられない、この世の物と思えないくらい。

ライブの後は「リアリティ」のDVD付きのCDを購入し、かなり長い期間余韻に浸りました。ボウイが一番好きって訳ではなかったですが、今考えてみてもボウイのライブはBEST3に入ると思います。

このツアーの後半でボウイは動脈瘤で入院、残りの14公演はキャンセルになりました。それからしばらく表立った活動はなく、「リアリティ」から10年経った2013年に「ザ・ネクスト・デイ」を発表。3年後の1月8日、ボウイの誕生日に「ブラックスター(★)」を発表しその二日後に亡くなりました。

この後半のCD作成の様子などが「デヴィッド・ボウイ 最後の5年間」では詳しく見られます。

最後のレコーディングでは時間きっかりに行動している様子を見て、残された時間と周りには見せていないがその時の自分の体調、限界を計算しての事なのかと感じました。

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