「シャイン・ア・ライト」「エゴイスト」 でのミック・ジャガー

イギリス

あと数年で傘寿を迎えるミック・ジャガー(Mick Jagger)。ミックがヴォーカルを務めるローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は不動の地位を獲得しています。正直言って以前まで、ストーンズは偉大なバンドと思いつつも、そこまで良さが分かっていませんでした。ヒット曲も多いですが、夢中になるほどでもなく・・・

2001年の「エゴイスト」(THE MAN FROM ELYSIAN FIELDS)のと言う映画がありまして、遅ればせながらこの時初めてミック・ジャガーの魅力が分かりました。

アンディ・ガルシア主演のこの映画で、ミックは社長の役。ミック・ジャガー適役で、お金持ちでありながら内面寂しげな雰囲気がにじみ出ていて表情にくぎ付けでした。一応取り繕って笑顔なんだけど、内心はもうボロボロみたいな・・

カリスマ的存在ってこういう人の事なんだろうなと、主演のアンディ・ガルシアが大好きで観た映画でしたが、ミックの魅力に悩殺されました。この映画には今は亡き名優ジェームズ・コバーンも出演、名優ぞろいで見ごたえありますが、残念ながら日本未公開です。


2008年の映画「ザ・ローリング・ストーンズ シャインライト」は映画館で観ましたが、この映画も素晴らしかった!映画と言うより、ライブそのもの、フツーのライブ以上に興奮です。

今までいろんなアーティストのライブに行きましたが、スターってこの人達のためにある言葉と思いました!

普段音楽を聴いていて期待してライブに行き残念というパターンもある中、ストーンズは曲が特別好きでもなかったし、年齢的にもこの時すでに60代半ば。顔にはしっかりシワも刻み、年を重ねているのは確かですが、シワさえも魅力です。あの溢れ出るオーラはなんなのでしょう。

最高なライブ映画を見せてくれたをマーティン・スコセッシ監督とストーンズに感謝!最近はコロナウイルスの影響で、実際のライブの楽しさは味わえませんが、こういう映画があれば下手なアリーナで豆粒のようなアーティストを拝むよりよほど迫力があって楽しめるでしょうね。


ミックは最近では映画「ザ・バーント・オレンジ・ヘレシー」に悪徳美術商の役で出演。オールバックの髪形で登場しています。日本ではまだ上映されていないと思うのですが、映画館で見られる日はくるでしょうか。

去年心臓弁の置換手術も行ってますが、見事に完治して復活しております。

今月はストーンズ世界初の旗艦店として、英ロンドンのオフィシャル・ショップ「RS No.9」がオープンしました。ベロマークだらけのお店?

しかし・・・最近はスターと呼べるような人が存在しないのが寂しいところです。

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