いいお父さんっぽいグレン・マトロック(Glen Matlock)

イギリス

グレン・マトロックのライブに行ったのが、去年の今頃。場所は六本木VARITっていう小さいライブハウスでした。今はコロナウィルスの影響で休業中のようですが。

その日はそんなに早めに行ったわけではなかったのですが、近くのレストランのテラス席で、ギタリストのアール・スリックがくつろいだ感じでお茶(お酒?)しているところで、びっくり!アール・スリックは2016年、ビルボード東京でデビッド・ボウイの『ステイション・トゥ・ステイション』のトリビュート公演以来です。

この時間に、こんなところで?と思いながら歩いてると、前方からピンクフロイドのTシャツ来た人が歩いてきました。すれ違いざまに視界に入ったもう一人の人がグレン・マトロック~!!うそでしょ・・

ライブハウスの外にポチポチ人はいたけど、グレンに騒いでる様子もなかったようで。ほのぼの~。

ライブハウスは後ろに長椅子まであり、時間までお酒飲みながらゆったり座れました。

グレンがプロデュースしたTHE TOMBOYSっていう日本の女の子のバンドが先に演奏したのですが、ライブ中後ろのドアからグレン・マトロックのバンドメンバーが入れ替わりチラチラ見に来てました。そのうちグレンも現れて、まるで父親が我が子を見守るように見えて、またしてもほのぼの~。

この時のライブ代は3500円という信じられないような値段でしたが、THETOMBOYSを応援する意味でもあったのでしょうか?

昔からクラッシュミック・ジョーンズを紹介したり、リッチキッズではスティーブ・ニューを誘ったりと、人と人をつなぐと言うか面倒見が良い人そうです。

ピストルズの再結成ライブでは、自分の息子が見に来るからメンバーに汚い言葉は使わないでほしいとお願いしたそうですし、なんだか見るからにいいお父さんになった感じもあります。

アンコール前には、グレンと歩いていたピンクフロイドのTシャツの人が現れて「年だから疲れちゃうんです。」みたいな日本語で笑わせてくれました。フレンドリーで本当に楽しいライブでした♪

グレンはリッチ・キッズで知って、一瞬で解散してしまったのでまさか観られる日が来るとは思ってもいなかったし、いかにもいい人そうでちょっと幸せに浸った1日でした。

あの時の幸せをもう一度~~!!


Glen Matlock 1956年8月27日 生まれ

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