ミレイのオフィーリアを題材にした曲

イギリス

ミレイ(Millais)のオフィーリアOphelia)は一度目にすると忘れられない印象的な絵です。このオフィーリアを題材にして歌っているアーティストもいます。

フランスの歌手ノルウェン・ルロワ(Nolwenn Leroy)の2012年のアルバムは「Ô Filles de l’eau」(水の少女)、このアルバムにミレイのオフィーリアを題材とした「Ophélia」という曲が収録されています。オフィーリアのように美しくて歌の上手いノルウェンちゃんは、イメージ的にもピッタリです。

オーストラリア出身ニック・ケイヴ(Nick Cave)の「Where the Wild Roses Grow」のPVの映像は観た瞬間から!、あー、オフィーリア!って思います。カイリー・ミノーグと一緒に歌っていますが、物語のようになっていて、素敵な映像です。カイリー・ミノーグ、頑張りました!


ミレイのオフィーリアはシェイクスピアの「ハムレット」の一場面を描いた美しい絵で、よく見ると怖く悲しくもありますが、とても惹きつけられます。

夏目漱石の「草枕」も、オフィーリアがもとになって生まれた作品だそうです。なんと「崖の上のポニョ」に登場するポニョのお母さまも、この絵のイメージから出来たそうです。確かにポニョのお母さまは別世界級に美しい。。

オフィーリアの絵はいろんな人の想像を掻き立てるのでしょうね。現代においても沢山の人を魅了し続けるミレイって、素晴らしい~。


ジョン・エヴァレット・ミレイ John Everett Millais

1829年6月8日~1896年8月13日 イギリス

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